SIDI VERTEBRA2  
 SIDI ヴェルテブラ2オフ用ではない汗
ブーツを買う上で大事にしたかったのが操作性だ。 実はバイク用品店をまわり、物色していて
オフ用のブーツをいくつもフィッティングして
みたんだけど、当然オフブーツって物は
足首を曲げて変速もできないし、足そのもの
の上げ下げで、変速、ブレーキングをしなけ
ればならない。 -
実はそれが単に恐かったのだ。
だが、ちょっとした林道で拗ねを立ち木に強打した
経験から、ガードが申し訳でもついている物、
そして多少でもコケた時バイクの下敷きになった場合
足そのものを防護してくれる物を考えた。
僕は前にも書いた通り、自転車も乗るので -
SIDIというメーカーはよく知っている。
自転車用レーシングシューズも一足持っている。
足に合わせた時のフィット感をワンタッチで調整
できる優れもので、自転車で本気に走る時は
ダイヤルで締め上げ、走行中、キツイなと思えば
ダイヤルで簡単に緩める事が可能な唯一といって
よいシューズだ。
そういう優れたメーカーであるという事が経験から
頭にあって、このブーツを購入したわけです。
勿論、馴れたらオフ用のブーツも買おうと思うわけですが。
   
 使用してみた感想は、フィット感を出すためのSIDIらしい演出
はバイク用でも健在で、ふくらはぎを簡単にフィットさせる事
ができる。 -
横にあるファスナー部分を覆うベロクロも、プロテクト部分
がうまく指にかかるようになっていて、脱ぐ時に便利だ。
寒くなって来たこの頃、別段高速を1時間程走行しても
冷えるという事もなく、もう少し寒くなれば防寒靴下でも
用意すれば、問題ないレベルには使えそうだ。
足首部分の稼動域はソコソコで、革部分にミンクオイル
を何度か塗布すれば問題なく使えると思われる。 -
堅いというインプレもあるが、私はこんな物だろう
という予想の範囲だった。
ただバイク用のブーツだからか、それとも最高級ではない
レンジの商品だからかはわからないが、自転車のレース
シューズと比較して、各部の工夫や精度が低いと感じる。
ダイヤル式でフィット感を出すマイクロロックシステム
がブーツにあれば最高なのに、とか。
アッパー部のしなやかさはバイク用にはないのか!
などと、比較しても仕方のない事ばかり考えてしまう。
ただ、自転車でもフィット感にこだわるメーカーであるように
バイクのブーツであっても、そこにこだわった作りが随所に
垣間見えるし、安全性においてもオフ用とは比較にならない
にせよ、そこかしこに配置されたプロテクト部位は、安心感
を提供してくれる。 -
そういえば、先日このブーツとジーンズで高速を走ったのだが、
普段安全装備で走行している時と異なり、冬の冷たい風が
ジーンズだけの部分に何も履いていないかのように吹くと、
転倒した時をついつい想像してしまうのですが、
ああ、上半身はプロテクトされてるし、メットも大ジョブだ。
足やお尻は、転倒したら傷だらけどころかミンチ肉だな。
でも、SIDIのブーツで防護されてる部分だけは大ジョブだろう。
とか直感的に想像出来た。 -
これは非常に重要だ。
直感的な安心感を与える事が出来る製品に悪い物はない。
ゴテゴテとプロテクトされてあっても、ヒューヒューと風が
入り込んで冷やしてしまう製品は、やっぱり不安を誘う。
ジーンズ一枚と同じで、露出している部分と感じてしまうからだ。
買ってから一週間程毎日使っているが、単にそれだけの期間しか
生活を共にしていないとも言える。
プロテクト部分や、露出しているネジなどのまし締めサイクルは
よく見て研究しなければならないだろうし、ソールは張り替え不可
であるようだ。 -
現在の所は、もしもオフ用ブーツを購入する場合でもSIDIを
第一に検討してみたくなって来た。
イタリアの工業製品は、品質が恐ろしく高い物もあるし、
逆に恐ろしくて買いたくない物もある。
自転車競技におけるイタリアンの先進性や、クオリティーの
高さや、その精度はカンパニョーロを見て理解できるし、
そんな競技でよく使われているシューズがSIDIだ。
自転車程、直感的な部分にかかわる精度は必要としない
バイク用ブーツなのだが、今回は少しだけ自分が他の
趣味で得たブランドイメージに左右されてみたのだ。
 

 

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